ビターエンダーと京成杯

昨日は声が枯れました。

ってことで

京成杯行って来ましたよ。

ビターエンダー初の重賞出走。

そして私にとっても

出資馬初の重賞出走でした。

すごい興奮しましたし

普段テレビで見てるようなレースに

自分の馬が出走するっていうのは

なんかワクワクしますね。

結果はちょっと残念でしたけど

すごく楽しい時間を過ごせました。

まずそのことについて

ビターエンダーと関係者の皆様に

感謝したいと思います。

さてさて、それでは

私が見たこと感じたこと

帰りの電車の中で思ったことなど

つらつらと書いて行きたいと思います。










さて、エンダーの話をする前に

まず紹介したいのがですね……



ビターエンダー応援幕.jpg



ジャジャーン!

って、見えますかね?

画面の中央。

ビターエンダーの応援幕です。

作ってくれた人がいたんですね。

カッコイイです。

絶対に屈しない感じがしますね(笑)

こんな感じで頑張って欲しいと思いました。

で、本番のパドックですけど



ビターエンダー8.jpg



いつも通り落ち着いてましたね。

ただ、少し覇気がないように感じました。

どちらかと言えばデビュー戦に近い印象。

少し胸騒ぎがしましたが

調教も良かったし、ゲート練習もしてるし

日が陰ってるせいでそう見える

ということにしました。
(実はこの見立てが当たっていた)

この日は最前列は取れませんでしたが

2列目くらいにいましたので

カメラ目線は決めてくれませんでした。

ただ目はちょっとだけこっちを見てます。

ちなみに撮影をやめた後に

我慢できずに1列目の人たちの間に

少しだけ入れてもらったところ

いつも通りこっちを見てくれたので

小声で……

エンダー、来たよ。

……と声をかけました。

で、本当はツムツムが騎乗するところとか

じっくり見たかったんですけど

重賞ですからね。

一応席は確保していましたが

よりよい観戦ポイントをゲットするため

早めにスタンドに移動しました。



ビターエンダー9.jpg



で、本馬場入場。

キャンターの動き良かったですね。

この迫力の動き。

カッコイイです。

相沢先生がどこかのインタビューで

前走と同じくらいの体重って言ってましたが

プラス12kgで大幅成長。

確かにパワーアップしたなと感じました。

私は密かに勝利を確信……

したのですが流石に重賞ですね。

ターフビジョンに目を移すと……



スカイグルーブ.jpg



この馬ですよ。

スカイグルーヴ。

正直この返し馬を見るまで

本当に強いのかは懐疑的に見ていましたが

このキャンターの動きを見た瞬間

私は強敵であると悟りました。

とはいえ、信じるべきはビターエンダー。

返し馬も非常に良かったので

私はレースも期待することにしました。










そしてレース本番。

ファンファーレが鳴り響き

少し手間取りつつゲート入りも終わりました。

私は心臓を吐きだしそうな気分で

その様子を眺めていました。

そしてついにスタート!

私は肉眼とターフビジョンを駆使し

エンダーの様子を伺いました。

スタートはやや遅れたものの

他の馬と大差ない感じ。

しかしスタンド前で

ダッシュが付かないのか下がるエンダー。



ビターエンダー10.jpg



私の目の前を通ったときは最後方でした。

若干盛り返すも、後方の位置取り

私は少し不安になりつつ

1コーナーに向かう馬群を見送りました。

そして戦いは向正面。

馬群が完全に見えなくなったので

ターフビジョンに目をやりました。

レースは淡々。

エンダーの位置も変わらず

そして3コーナー。

スカイグルーヴが動きだし

スタンドがどっと沸きました。

エンダーは!?

確認すると、まだ馬群の中

手応えは良くわかりません。

そのままの状態で4コーナー。

抜群の手応えで前を捕まえた

スカイグルーヴとルメール先生。

エンダーはまだ馬群の中。

あまり良い展開ではない。

エンダーがんばれ!

自然と私は声を出していました。

そして直線。

先頭に躍り出たスカイグルーヴ。

そして何とか外に持ちだしたエンダー。

届くか?

エンダー行けえええ!

声を張り上げて叫ぶ私。

しかし、肉眼でも

エンダーが少しよれたのが分かりました。

進路が……

その隙に外から1頭クリスタルブラック。

エンダーはさらに進路を塞がれ

クリスタルブラックの後ろで何とか外へ。



ビターエンダー11.jpg



そこから再加速。

あの重心を低くするフォーム。

カッコイイ!

しかし前が……

前が遠い!

エンダーがんばれ!
エンダー行け!
エンダー行け!


私の悲痛な叫びが歓声にかき消されます。

そして



ビターエンダー12.jpg



決着……。

最後まで果敢に前を追ったものの

届かず4着。

ディアスティマを捕まえる寸前でした。

意気消沈。

声を失いましたが

同時に私は駆けだしました。

スタンドの横

馬達が帰ってくる検量室前へ。

私が人ごみの中に飛び込むと

ちょうどエンダーが帰ってきたところでした。

そして津村騎手が下馬して鞍を外すと

早々に引きあげていくエンダー。

私はその後を

ただただ無言で

見えなくなるまで追いかけました。

悔しい……。

エンダーならもっとやれる。

私はいたたまれなくなり

最終レースも見ずに

中山競馬場を後にしました。





帰りの特急の中

少し落ち着いた私は

気を取り直して

レースの分析をすることにしました。

ちょうど津村騎手のコメントも出ていて

スタートダッシュが付かなかったことと

コーナーで進路を失ったこと

最後の決め手で上位馬に及ばなかったことが

つらつらと語られていました。

スタートダッシュが付かなかったのは

久しぶりの分とのことでしたが

私はあのパドックの雰囲気を思いだし

何となく納得しました。

ひょっとしたらエンダーは

叩き良化型なのかもしれません。

ただコーナーで進路を失ったことは

現地で肉眼観戦していた私には

良く見えていなかった部分なので

すぐにJRAホームページを開き

パトロールビデオをチェックしました。



ビターエンダー13.jpg



なるほど……

前の馬も思うほど進まず

外の馬達が苦しくなって

これは確かに苦しい形。

この馬自身の手応えはどうだったのか?

私はいつも使っている

JRAレーシングビュアーを開き

レース映像をスローで確認。



ビターエンダー14.jpg



当該箇所を確認すると

私は一つの希望を見出しました。

エンダーのコーナーでの手応えは

かなり良さそうでした。

一瞬前との差を詰めるシーンがありましたが

そこの動きを見ると

先頭まで飲み込んでしまいそうな

そんな勢いがありました。

しかし、それはほんの一瞬。

すぐに前が詰まってしましました。

周りの馬の鞍上が手綱をガシガシしている中

津村騎手は軽く促しているだけ。

明らかに他の馬とは手応えが違いました。

もしこの馬群に

もう一頭でも手応えの良い馬がいたら……

エンダーの進路も、もう少し早く空いたと思います。

これに関しては不運でした。

また直線ヨレたシーンを確認しました。

ただエンダーはそれほどよれていませんでした。

手前を換える瞬間

ほんの少し内側に入っただけです。

ただこのとき前のディアスティマが

エンダーの進路をふさぐように

外に出てきてしまったため

手前を換えて加速しようとしたエンダーの

進路がまた無くなってしまったのです。

さらに外からクリスタルブラックが来たため

すぐに外に切り替えることもできず

内の馬は一杯になって下がってくるので

結局クリスタルブラックの通過を待って

大外に持ちだす羽目になりました。

エンダーのエンジンがかかったのは

残り150mの地点。

すでに勝負は決していました。

私は絶句すると同時に

ちょっとだけ安心しました。

レースが終わった直後は

正直なところ

力負けをしたと思っていました。

単に実力か、それとも重馬場が響いたのか

いずれ、まだまだ重賞には及ばないと……。

しかしこの状況を見る限り

エンダーはほとんど力を発揮できておらず

ただただ不運だったと思いました。

今回は残念でしたが

これで3着と差のない4着なら

重賞を勝つだけの力は

現時点でも十分あると感じました。










また、このレースは今後のことを考えれば

得るものが大きかったレースだと思います。

今回、多分勝とうと思えばチャンスはありました。

スタートダッシュが付かなかったのは

もう仕方ないにしても

一度最後方まで下がったとき

思い切って最後方の外に持ちだしていれば

おそらく、あのコーナーでの動きを見るに

オルフェのように大外をまくって

スカイグルーヴに食らいついていたと思います。

また直線での加速にも手間取らなかったでしょうし

勝ち負けまで持ち込めていたと思います。

ただ、その場合は大味な競馬になります。

今回スカイグルーヴとクリスタルブラックは

このレースだけ見れば素晴らしい走りでしたが

経験値と言う意味では

ほとんど何も学べていないと思います。

どちらも能力だけごり押した内容です。

ただエンダーは終始馬群の中で揉まれ

その中でも最後まで走ることをやめず

3着に迫って見せた姿は

まさにビターエンダー

絶対に屈しない走りでした。

まだ幼いところもあり

おっとりとした性格で

ひょっとしたら

競走馬には不向きな性分なのかもしれませんが

多分、勝ちたいという気持ちはあるんでしょう。

その気持ちの強さを感じました。

津村騎手の指示にもしっかり従っていましたし

私は良い経験をできたレース。

苦しくても走りぬいたレースだと評価しました。

津村騎手のコメント通り

今後に必ず活きてくると思います。

なので、次のレースがとても楽しみです。










さて、こうして見ると

とても頑張ったエンダーですが

ネットではツムツムへの批判が出てますね。

まあ、スタート後位置を取りに行かず

一番の勝負処でドン詰まりですから

気持ちは分からなくもないです。

ただ、私はまだツムツムに乗って欲しいです。

むしろあの馬群に突っ込んだ判断。

意図的にやったのか単にミスったのか

それは分かりませんが

上記のとおり

エンダーの今後を考えると

とても良い判断だったと思いました。

結果に関しては運が悪かったです。

所詮、勝負は天候のようなもの。

晴れるときもあれば

曇るときもあります。

ただエンダーの競走生活全体を考えたとき

こういう苦しい経験は絶対に必要です。

そりゃあ無敗のままどこまでも行ければ

それは素晴らしいことです。

ただ、それは大味な競馬をしても

勝ちきってしまえるような

圧倒的名馬にだけ許された道です。

ディープインパクトのようなね。

ただそのディープですら

そういう苦しい経験がなかったせいか

ハーツクライに競り負け

凱旋門でも勝ちきれませんでした。

若駒時代に、無敗に拘らず

苦しいレースを経験させていれば

あるいはどちらも勝利していたかもしれません。

その点、エンダーは新馬戦も取りこぼしています。

負けないことに拘る必要はありません。

皐月賞を目標にするなら

確かに勝っておきたいところでしたが

まだ3歳の1月。

焦るような時間ではありません。

それに賞金の加算具合で考えれば

この時期のオルフェも同じようなものでした。

ここから三冠馬まで上り詰めた父を思えば

ここはやはり勉強の期間なのです。

その重要な勉強の機会を与えてくれた

ツムツムを早々に降ろすのは

軽軽な判断と言わざるを得ません。

何よりレースでの走りを見ている限り

エンダーはツムツムを信頼しています。

そのエンダーからツムツムを取り上げては

エンダーが可哀想です。

私も全ての乗り換わりに反対ではありません。

例えば最近ではラッキーの乗り換わり。

バシシューでは頭打ちだったので

ラッキーの可能性を引きだすために

あの乗り換わりは正しかったと思います。

現に最高の結果を出しました。

またドゥラメンテの乗り換わりも

共同通信杯の走りを見る限り、

バシシューのことを信頼してない感じでしたし

バシシューも馬を持て余していたので

むしろ鞍上がミルコになったとき

思わずガッツポーズしてしまったくらいです。

バシシューなんかごめんね?

でもエンダーとツムツムは違います。

互いを信頼し合い

今、一緒に課題を克服している最中です。

信頼関係が崩れているわけでも

結果が頭打ちになっているわけでもありません。

そりゃあルメール先生でも乗ってもらえれば

すぐにでも重賞勝てると思いますよ?

今回のレースを見るに、それだけの力はあります。

ただ、エンダーの成長を考えるなら

そんな軽々しい判断はすべきではないです。

今はただ、ゆっくり待ちましょう。

このコンビの努力が

芽吹き

花咲き

いつか大きな果実となるのを。

それがいつになるのか

それは分かりませんが

結果を追い求めるあまり

全てを失うような結末は哀しいものだと思います。










ってことで

私としてはツムツム続投を強く望みます。

さておき、私の頭の中は

すでに今後のローテーションのことで一杯。

まずはエンダーの状態次第ですね。

帰りの電車の中で色々妄想しました。

いくつか私の考えを紹介してみましょうか。



プランA
ディープインパクト記念(弥生賞)
~皐月賞~ダービー

プランB
ゆりかもめ賞~青葉賞~ダービー

プランC
じっくり休養~夏の条件戦~菊花賞戦線




まずプランAですが

とりあえず今回のレースで

重賞クラスの力があることは分かったので

賞金加算よりも優先出走権を狙うプランです。

ディープインパクト記念で3着以内なら

自動的に皐月賞に出れますし

そこで5着以内ならダービーまで行けます。

また3月までまだ日があるので

少しだけエンダーを休ませられます。

エンダーの今回の消耗が少ないか、普通程度なら

このプランもありだと思います。

ただワンミスで全てがおじゃんになりますし

秋に備えるにも手数が増えるので

博打要素も強いです。


プランBについてですが

無理なく賞金を加算し、

皐月賞を諦めつつ、より適性の高そうな

ダービーを目指すプラン。

3週後のゆりかもめ賞スタートなので

今回の消耗が少ないことが前提ですが

自己条件からのスタートなので

賞金を加算できる可能性が上がります。

有力馬が皐月に回ったあとの青葉賞なら

重賞勝利の可能性も高まります。

ダービーも勝てれば御の字ですけどね。

またゆりかもめ賞さえ勝てば

クラス自体は上がりますから

青葉賞で権利を取れなくても

秋に向けて無駄な手数をかけなくて済みますし

何よりローテーションの選択肢が増えます。


プランCは今回の消耗が激しかった場合。

どうもまだ馬が子供という面もあるので

春のクラシックは棒に振りますが

今後のことを考え、成長を促し

じっくり基礎を固めていく期間とするプラン。

その場合、最大目標は菊花賞ですね。

夏の条件戦から始動しなければなりませんが

オルフェ産駒の傾向には合ってると思います。

個人的にはダービーで見たい馬ですし

相沢先生も皐月賞って言ってますから

まあ、馬の状態が悪ければ……ってとこですか。

どこかで大舞台を勝ってくれる器だと思うので

無理をさせるよりはこういうローテもありかと。





ってことで

何となく考えたローテです。

まあ、どのみち相沢先生にお任せですけど

とりあえず次走ゆりかもめ賞は

個人的にありじゃないかと思ってます。

自己条件ですしね。

まあ、何にせよ

まずはエンダーの様子が知りたいですね。

こうして次走のことを考えられるのも

負けたなりに力を見せてくれたからです。

こうして次走に可能性を見出せる馬は

出資してて楽しいですね。

一頭目から良い馬持たせてもらって

幸せだなと思いました。



ってことで

ビターエンダーと京成杯でした。





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